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株式会社ピーエスシー

  • ソフトウェア受託開発業
  • 従業員数201名以上
  • 未来の売上・利益予測
  • 紙やExcelからの脱却
  • 自社システムの老朽化・保守切れ
  • 関東地方

引合段階から案件管理が可能に
ZACで未来会計の土台作りへ

“未来を示せる基盤づくりを実現するためには、分散したデータをシステムで一元管理し、読み解いた情報をもとに将来の着地見込の予測を立てることが必要です。 当社は未来会計実現のためにZACへのリプレイスを決めました。”
──管理部門担当 取締役・中井 裕子様

ICTサービスのプロフェッショナル集団として、企業のDX化を共創・支援している株式会社ピーエスシー。あえてフェーズを分けた導入プロジェクトを推進し、約4ヵ月というタイトなスケジュールで旧システムからのリプレイスを実施しました。
今回のインタビューでは一次フェーズの振り返りと、今後の展望、最終的な目標である未来会計の実現について、管理部門担当 取締役・中井 裕子様、財務経理部 執行役員部長・粟島 宏樹様、ICT社内情報システム推進チーム職長・奥冨 敬様にお話を伺いました。

時代にマッチした「最適」を提案する
ICTサービスのプロフェッショナル集団

オロ:事業内容について教えてください。

ピーエスシーの皆様

中井様:弊社はお客様の経営課題を解決するために、Cloud・SmartWork・Customer Successを主軸として、システムの導入からアプリケーション開発・セキュリティ・IT資産管理・デジタルマーケティングまでをトータルに支援しています。
粟島様:また企業のDX化を共創・支援するパートナーとして、お客様の3つの(S)Success「成功」、Satisfaction「満足」、Smile「笑顔」を常に考え、時代にマッチした最適なサービスをご提案しています。

未来会計の実現とユーザビリティ向上のために
システムリプレイス

オロ:ZAC導入のきっかけと導入目的についてお聞かせください。
粟島様
粟島様:旧システムの保守切れがきっかけでした。機能面においても、PC画面に特化したインターフェースのみで、スマートフォンでの操作がしにくい部分があり、結果としてリモートワークを推進しづらい状況でした。また、現場の社員から、使用しない表示項目が多すぎてわかりづらいなど、UIの面で不満の声もありました。このような課題をシステムリプレイスにより、改善していきたいと考えていました。
中井様:経営目線では、「未来会計」の実現に向けてデータ活用といった、社内の基盤も整えていきたいという思いもありました。
オロ:「未来会計」について詳しく教えていただけますか?
管理会計とは異なるイメージでしょうか?
中井様
中井様:「未来会計」は、その状況、データを活用し、将来の状況を予測する会計だと考えています。「管理会計」は、進行期で、計画どおりに進んでいるかどうかを、KPIを通じて確認し、方向性や経営的な視点でチェックしていくイメージです。
オロ:中井様が未来会計を実現したいと考えたきっかけを教えていただけますか?
中井様:ICTサービスの業界は変化のスピードが速く、また、弊社経理部はどうしても過去のデータを出すこと、決算をきちんと行うこと、支払いをきちんと行うこと、入金をきちんと確認することという、目の前の業務に注力してしまっている状態です。
ただ、そのような管理体制では予算と実績を比べた時に、順調の場合は「順調です。正しく進捗しています。」というような、実績値の報告だけで終わってしまいます。経営者はそれだけでなく「その先は、どうなるのか?」という経営的見解を知りたいと思いますので、経理側は過去から未来を予測することが必要です。
これからの経理は、過去だけにとらわれず未来を示せる経理になっていかなければならないとひしひしと感じています。
一方で、未来会計の実現という目標を旧システムで実現することは非常に困難でした。なぜなら引合管理ができず、必要なデータも不足していたため、将来の着地見込みを標準機能で捉えられなかったためです。
未来を示せる基盤づくりを実現するためには、分散したデータをシステムで一元管理し、読み解いた情報をもとに将来の着地見込の予測を立てることが必要だと考えています。当社は未来会計実現のためにZACへのリプレイスを決めました。

クラウド型で直観的に操作できることを重視

オロ:ZAC選定ポイントを教えてください。
中井様:ノンカスタマイズで運用でき、シンプルで分かりやすいシステムを望んでいました。5年以上のサイクルで使っていくシステムですから、必要なものはシンプルにそこにデータが収まり、かつ直感で操作ができることを重要視しました。
粟島様・奥冨様
奥冨様:システムの管理者からすると、やはりクラウド型のシステムであることです。オンプレミスのサーバーで運用していると、OSのバージョンアップをどうするのか?という心配があるため、クラウドサービスを熱望していました。法改正対応のためのバージョンアップについても、クラウドサービスならベンダー側で担保され、自社での対応不要というところも魅力だと感じています。
オロ:ノンカスタマイズにこだわった理由についてお聞かせください。
中井様:費用面もありますが、ノンカスタマイズであることによって、機能拡張の幅も広がりますし、バージョンアップの恩恵を享受できます。最大限システムを活かすためにも、ノンカスタマイズでの導入を重要視していました。

パッケージだからこそできたフェーズ別の導入プロジェクト

オロ:ここからは導入プロジェクトについて伺っていきたいと思います。
当初からフェーズを分けた導入を進めていた経緯や優先順位についてお聞かせください。
中井様:旧システムの保守切れ前までにZACに運用を変更する必要がありました。そのための現実的なスケジュールとして、フェーズを分けて導入を進めることをご提案いただきました。
一次フェーズで導入しなければならない部分と二次フェーズに回せる部分の違いは、「その機能がないと会社が困るか、困らないか」です。かつ、現状以上が一次フェーズで導入する要件でした。
やはりシステムを変えても以前と同じでは意味がないと思っていましたので、まず何を実現させるかということを、優先順位を付けて切り分けをしていきました。
オロ:一次フェーズの目標であったZACの導入を4ヵ月という非常に短い期間で実現されましたね。
短期間でスムーズに導入を進めるために社内ではどのような工夫をされたのですか?
粟島様:オロ様の導入支援の方との打合せでは、都度しっかりと意思決定することを心掛けました。「次回の宿題にします。」といった持ち帰り事項を発生させなかったため、スピード感をもって進めることができました。
中井様:事前に操作説明動画のご案内をいただいていたので、理解を深めた上で打合せに臨むことができ、実際の運用という本質的な事項を中心に伺うことで効率的に時間を使えたと感じています。
オロ:導入プロジェクトの一次フェーズを終えられた時点で得られているメリットについてお聞かせください。
ピーエスシーの皆様
粟島様:完全ペーパーレス化を実現しました。ZACではExcel添付もスムーズに見ることができ、すべてシステムの中でチェックができています。
奥冨様:オフィスの移転にあわせて、紙帳票を置くスペースやキャビネットもなくなりました。個人的には押印のために管理部の方まで行かなければならない手間がなくなり、非常に嬉しいですね。
中井様:安定稼働し、運用の土台が明確になった状況で、次に実現したい未来会計に関することを、腰を据えて決められるのはメリットだと感じています。

未来会計の実現に向けてzac_logo.pngZACを選定した3つの理由

着地見込みをタイムリーに可視化する機能

引合段階から確度を含む案件情報を登録し、案件ごとに売上・原価を紐づけて管理できる機能を持ち、売上・利益の着地見込みのタイムリーな可視化を支援

クラウド型のパッケージシステム

自社サーバーの購入など設備投資が不要。OSのバージョンアップについてもオロが対応するため、社内SEの負担を最小限に常に最新の環境でシステムを利用可能に

リモートワークを推進しやすくなる

ZACは社外からでもアクセスでき、スマートフォン用のUIも用意。販売業務・購買業務・経費精算・勤怠管理・申請承認がリモートで行えるようになり、円滑なリモートワークを後押し

オロ:御三方ともに通常の業務でもお忙しい中、導入プロジェクトを推進していただき、ありがとうございました。
特に苦労されたことも含め、一次フェーズの総括をお聞かせください。
奥冨様
奥冨様:立場上は社内SEとしてZAC導入プロジェクトに参画していましたが、ほぼ社内SEとしての部分はなく運用をどう回していくかというところに注力して時間をかけることができました。 もちろんグローバルIPなど細部の調整は入りましたけれども、インフラベースで私がやることは何もないですし、バックアップをどうするのか?と気にすることもないので気持ちの面でも楽でした。
過去のシステム導入では、システムを熟知していないと進めることができなかったため、プロジェクトマネージャーに質問が集中し、対応しなければなりませんでした。
一方、今回のシステム導入では機能が分かりやすくシンプルで、システムを熟知していなくても、チームベースでオロ様とやり取りして、問題を解決しながら決めていくことができました。
粟島様
粟島様:初めてのシステム導入ではないので、特別に苦労したことはあまりないと感じています。ただノンカスタマイズと決めた以上、今の運用をどうZACに合わせていけば問題は解決するのか、運用を変更しても社員にとって負担が少ないようにするにはどうすればいいのかを考えて、判断していくという意味での大変さはありました。
最初のシステム導入プロジェクトがとても大変でしたので、その頃に比べると一次フェーズはスムーズな導入でした。
中井様:1週間に2回の打合せがありましたが、記憶に残っている間に次の打合せに臨むことができたため、スムーズに進めることができました。当初はオンラインだけの打合せだけで本当にシステムを導入できるのだろうか?と不安でしたが、振り返ってみると移動の時間が不要、かつプロジェクトメンバーの都合も合わせやすいなど、オンラインならではのメリットを実感しています。

社員の生産性向上にもZACを活用へ

オロ:最後に今後のZACの活用ビジョンについてお聞かせください。
粟島様:アナリティクス(BI)機能を活用しながら、予算実績の対比、フォーキャストといった経営数字を可視化していきたいです。将来的には経営会議で使えるようにしていこうと考えています。
中井様
中井様:今期はZACによるデータベースの構築がはじまったところなので、このデータを経営にも活かしてもらえるようにしていきたいです。経理がZACに日々集約されたデータを使いながら「今はこういった状況です。」と社長に説明できるのが理想ですね。
ZACを活用することで、これまで以上に生産性を高めて働ける環境を社員にも提供していきたいと思います。
オロ:本日はありがとうございました。

ZACの機能や価格を詳しく知るなら

ZACはIT、クリエイティブ、コンサル業をはじめとした知的サービス業を中心に1,000社を超える企業様に導入いただいています。
製品パンフレットで導入メリット、詳しい機能をご覧ください。

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株式会社ピーエスシー 概要

事業概要:
株式会社ピーエスシーは、ICTサービスのプロフェッショナル集団です。お客様の経営課題を解決するために、Cloud・Smart Work・Customer Successを主軸として、システムの導入からアプリケーション開発、セキュリティ、IT資産管理、デジタルマーケティングまでをトータルに支援します。企業のDX化を共創・支援するパートナーとして「3S For All Customer」を行動基準に、お客様の3つの(S)Success「成功」、Satisfaction「満足」、Smile「笑顔」を常に考え、時代にマッチした最適を提供しています。
所在地:
〒105-5125 東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル南館25階
設立:
1996年9月
URL:
https://www.psc-inc.co.jp/
社員数:
769名(2023年4月1日現在)
インタビュー協力:
管理部門担当 取締役・中井 裕子 様
財務経理部 執行役員部長・粟島 宏樹 様
ICT社内情報システム推進チーム職長・奥冨 敬 様
ZACデモ画面

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