2009年4月より受注ソフトウェア開発業にも原則として「工事進行基準」の適用が開始されました。ZACは工事進行基準、完成基準の両方に対応可能な機能を保有しています。
工事進行基準とは
欧米諸国では一般的な「工事進行基準」は、工事(開発)の進捗度合いに応じて収益と原価を分散して計上する基準です。
これまで多くの企業は工事(開発)が完成し、引き渡し(検収)が完了した時点でその収益や原価をまとめて計上する工事完成基準を選択してきました。しかし、2009年度4月からは工事進行基準による集計の計上が原則となりました。
工事進行基準に対応するZACの特徴
見積原価をもとに進捗率を計算
進行基準の適用は、案件登録時に設定を選択できます。
案件を管理する画面では、案件の受注予定月から売上予定月まで各月の明細を作成します。売上項目の売上予定額と各月の見積原価合計をもとに、各売上明細の進捗率と売上額を算出します。
見積原価の設定と実績原価
進行基準となる見積原価は科目カテゴリごとに各月で入力します。実質原価に含めるか含めないかはマスタで設定が可能なため、案件に紐づく原価予算を細かく設定できます。
実績原価はシステムにて発注・仕入処理、経費精算、勤怠登録などの業務処理を行うたびに、関連する案件・プロジェクト別に原価の情報が自動的に集計・計算され、反映されます。
進行基準売上の表示
進行基準画面において原価の予実対比や進捗状況、売上利益が一覧で確認できます。
当月の原価が確定すると進捗率が再計算され、成果物の完成状況が判断しずらいソフトウェア開発の進捗基準をサポートします。
売上計上状態や現時点での損益がわかる進行基準のアウトプット
ZACは進行基準の情報を集計・分析するためのアウトプット機能を搭載しています。
進行基準が適用されている案件について、売上項目毎に各月の情報を出力します。進行基準における現時点での損益をご確認いただけます。
ZACはソフトウェア開発業のお客様に最適です
ZACはソフトウェア開発業のお客様に対応した業務特化ソリューションです。
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