Google アナリティクスのリファラースパムとは?|Sunfish Google アナリティクスのリファラースパムとは?|Sunfish

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Google アナリティクスのリファラースパムとは?|Sunfish

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< リファラースパム > Referral Spam

< リファラースパム >では、リファラースパムの可能性のある参照元を収集しているかを判断し、その結果を表示します。

◆ チェック結果の確認方法

[設定状況をチェック(ボタン)] を選択した後、重要を意味する Critical 配下の < リファラースパム > のカード内に結果のコメントが表示されます。

結果にはそれぞれ、下記に記載のコメントが表示されます。

リファラースパム

< リファラースパムのアクセスがない場合のコメント >

過去1ヶ月のアクセスのうち、リファラースパムと考えられるトラフィックは全体の1%以下となっています。

< リファラースパムアクセスがある場合のコメント >

リファラースパムと思われる流入が全セッションの 1% 以上存在します。リファラースパムの比率が高いとGoogleアナリティクスのレポートの数値の信頼度が大きく低下します。リファラースパムを除外するためのフィルタを追加することをお奨めします。

◆ リファラースパムを除く重要性

リファラースパム(Referrer spam)とは、偽りの参照元情報を付与したリクエストを繰り返しおこなうスパムの手法の一つです。

このスパムの目的は、解析ツールのサーバに特定の参照元情報を収集させレポート上に表示させることで、解析データを確認したサイト担当者に故意に参照元サイトに訪問させることです。

また、リファラースパムは繰り返しリクエストをおこなうことで、解析データに影響を与えます。これはスパムのトラフィックに対して全体のトラフィックが少ないサイトではより大きな影響を受けます。

以下にリファラースパムの目的の一例を記載します。

< リファラースパムの目的 例 >

  • スパマーが宣伝したい特定のサイトへの誘導
  • 誘導先で cookie を付与し、特定の広告を表示させる
  • マルウェアがあるサイトへ誘導しウイルスに感染させる
  • サーバに負荷をかけたり、サイトの脆弱性を調査する
  • など

Google アナリティクス へのリファラースパムの集計を回避する方法はいくつかあります。
リファラースパムにはいくつか手法があり、ボットが直接サイトにアクセスしサイトのサーバに負荷をかけているようであれば、< .htacess > や < robot.txt > でアクセスを拒否したりクロールできないようにすることが望ましいです。

また、管理 のビュー設定で [ ボットのフィルタリング ] を設定することで、すでにリストされたボットであれば除外をすることができます。
スパムの手法がサイトへのアクセスではなく、メジャメントプロトコルを利用したスパムの場合には、上記の方法で防ぐことが難しいため、管理のビュー配下にある< フィルタ >で参照元情報やホスト名でスパムによる参照元情報を除外します。

< リファラースパムの回避方法 例 >

  • .htacessでアクセスをブロックする
  • Google アナリティクス のビュー設定で [ ボットのフィルタリング ] を設定する
  • Google アナリティクス のフィルタでリファラースパムを除外する

※ [ ボットのフィルタリング ]については< ボットのフィルタリング設定 >を御覧ください。

解析基盤の構築や機能の利用に不安がございましたら弊社までお問い合わせください。

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