オロ WEBマーケティング通信 vol.05
ECサイト運営者向け
ECサイトを運営している方や、ECサイトのWebマーケティングに携わっている人向けの施策チェックリストです。これをもとに、まだできていない施策を把握し、今後の売上・利益の拡大に活かしましょう。
□ 新規購入の獲得単価と、リピート購入の獲得単価を区別して、目標CPAを設計している。
□ ショッピング広告の実施 →Point 1
□ 動的リマーケティング広告の実施
□ Google AdWords
□ Criteo
□ データフィード最適化の実施
□ 商品フィードは1日1回以上更新している。
□ データフィードの必須項目を全て埋めている。
□ データフィードの任意項目を可能な限り埋めている。
□ データフィードのカスタム属性を十分に活用している。
□ Merchant Center上で商品フィードに関するエラーが発生していない。
□ クリック率の低い商品の商品タイトルや商品画像を定期的に差し替えている。
□ 売上データがチャネル別でアクセス解析ツールに計測できている。
□ "販売数の多い商品"だけではなく、"購入率の高い商品"を把握できる状態になっている。→Point 2
□ デバイスを横断したクロスデバイスで計測を行い、モバイルの価値を計測できている。
□ 商品ごとに重複しないタイトルタグとメタディスクリプションタグが設定されている。
□ サイト内の商品情報を全て構造化データに則った形でマークアップしている。 →Point 3
□ マーケティングオートメーションツールなどを用いて、ユーザー1人1人の状況に合わせたアプローチを行っている。
新規購入とリピート購入を区別せずに広告運用をしていると、商材によっては既存ユーザーへの広告配信量が多くなってしまうことがあります。事業のフェーズにもよりますが、サイト全体の継続的な売上を上げるためにも、新規ユーザーの獲得を意識した広告出稿・運用が求められます。
Googleアナリティクスで拡張eコマースを導入すると、下のようなレポートを簡単に生成できます(横軸に「商品ごとの収益」、縦軸に「詳細ページを見た後の購入率」、円の大きさに「商品詳細ページの閲覧数」をプロットしたバブルチャート)。
このチャートの上部に位置する商品(=詳細ページを見た後の購入率が高い商品="売れる商品")で、円の小さい商品(=サイト内のプロモーションがうまくできていない商品)をサイト内で露出させることで、ECサイト全体の収益性を高めることが可能になります。
商品情報を構造化データでマークアップすることにより、検索エンジンのクローラーがサイト内の商品情報を正しく認識できるようになります。クローラーが商品情報を認識することで、検索結果上でリッチスニペットを表示させやすくなります。リッチスニペットは、検索結果画面上でのクリック率を高めることに繋がるので、自然検索からの流入増加が見込めます。